「本物のサンタクロースに会いたい」

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まほちゃん(11歳)
2018年夏、Make-A-Wish Japan に一通の手紙が届きました。愛媛に住む、まほちゃんからです。

「私の夢はサンタクロースに会うことです。毎年クリスマスプレゼントをもらっているけど、いちども会ったことがないからです。大きくなるとプレゼントがもらえなくなると聞いたので、直接プレゼントをもらってだきしめてもらいたいです」

クリスマス直前の 12 月のある日、まほちゃんのためだけに、サンタクロースさんが通訳さんを連れてフィンランドから会いに来てくれることになりました。
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「ケーキ屋さんになりたい」

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楓ちゃん(8歳)
いつもニコニコと、人見知りせず誰とでもすぐに仲良くなるのが上手な楓ちゃん。メイク・ア・ウィッシュの担当ボランティアが楓ちゃんに初めてお会いした時も、笑顔でたくさんお話してくださいました。

ただご病気の影響で、楓ちゃんは記憶することがあまり得意ではありません。物事を覚えておくのが困難となりましたが、唯一「ケーキ屋さんになりたい!」の思いだけはずっと持ち続けていたのです。

この楓ちゃんの大切な夢を全面的に応援してくださったのは、ハイアット リージェンシー 大阪様です。

ペストリー料理長様との事前お打合せでは、メニューの相談に始まり、招待したい人たちがいること、来てくれるみんなに喜んでほしいこと等、楓ちゃんが思い描くイメージをしっかり共有しました。

夢の舞台は、ハイアット リージェンシー 大阪 28 F「サロン パノラマ」。楓ちゃんと仲良しの約 30 名のお客様がご招待されました。
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夢の実現が僕の人生を変えた

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林祐樹さん(30歳) : 骨肉腫
ウィッシュ : 「本場アメリカの野球の試合が観たい!」
- 2004年7月実現 当時17歳
14歳の秋に骨肉腫という骨のがんということがわかりました。 闘病は壮絶で抗がん剤による副作用がとてもきつく出たので一日中吐いていたことを覚えています。抗がん剤の副作用による免疫低下の際に隔離されるのですが、お見舞いに来てくれた人にも会えない時もあり、すごく辛かったです。

一年の闘病を終えて最初の検診で転移がわかりました。再発や転移を防ぐために一年間治療してきたのに、たったの三ヶ月で転移してしまい、言葉にできないほどショックを受けたのを覚えています。また、同じ病気で治療していた人たちが亡くなることもあり、悲しみと共に死に対する恐怖も感じました。
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「中村俊輔選手にお礼を言いたい」

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川西健太くん(17歳): ユーイング肉腫
健太くんの夢は、「憧れの中村選手にお礼を言いたい」というもの。

以前、闘病の一番辛い時期に、お父様が横浜Fマリノスにお電話をし、「息子は小さいときからずっと中村選手に憧れ、サッカーを頑張って来ました。今、大変な病気と闘っています。どうか彼を勇気づけてください。」とお願いをしたところ、中村選手からのサイン入りユニフォームが届きました。

そのユニフォームがまさに健太くんの生きる力となり、病気に立ち向かうことができました。「中村選手に直接そのお礼を言いたい。」それが、メイク・ア・ウィッシュに託された、健太くんのかけがえのない夢でした。
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「おしゃれをして写真を撮りたい」

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松本萌さん(16歳): 難病
もえちゃんは今まで、一度もお化粧やネイルといったおしゃれをしたことがありません。 お洋服はいつも、白や黒や茶色といった、おとなしい色ばかり。もっと色や柄にも挑戦したい。私には、何色が似合うのかしら…。
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「X-JAPANのhideに会いたい」

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貴志真由子さん(14歳): GM1ガングリオシドーシスⅢ
X-JAPAN恒例の大晦日ライブ。真由子さんも、黒のコートに赤いセーター、大きな赤い帽子に赤い付け毛でバッチリ決めて、5万人のファンと一緒にコンサートを楽しみました。終了後、楽屋に案内されると、
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