「上野駅で『北斗星』を見たい」

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安楽拓樹くん(11歳): ミトコンドリア脳筋症
大の鉄道マニアの拓樹くん。ご病状が進行し、聴力を失い、視力も片目がわずかに見えるという状況ですが、博多駅から新幹線に乗り込む際には、「新幹線、700系」としっかりと車両を確認し、まるで全てが見えているかのように乗り込み、ニヤニヤ顔。

上野駅では、助役さん始め、多くの方がお出迎えをしてくださいました。ホームでカシオペアの入線を待ちかまえ、続いて憧れの「北斗星」をベストショットが取れる位置でスタンバイ。始発駅ならではの光景を、まるで見えるかように、聞こえるかように体一杯で感じます。次の新しい夢は、各駅停車で上野駅に行くことです。
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