「西村麻里さんに僕に見える龍神を描いてほしい!」

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翔くん(12歳)
西村麻里さん(クリエイティブディレクター、コピーライター、アーティスト)は、人を見ると、その人を守る龍神や色が見え、そのイメージを指で描くという方です。

翔くんは、麻里さんのブログをいつも見ているという男の子です。
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ベッドの上で翔くんは、

「にしまりちゃんに、自分にどんな龍神が見えるのかを教えてほしい! その絵を描いてほしい!!」

と話してくれました。きっと、自分を守ってくれる龍神がいることを信じ、強くありたいと願っているかのような言葉でした。個展の為に、ニューヨークに滞在されていた麻里さんに、翔くん直筆の手紙と写真を送りました。

実現場所はグランドハイアット福岡様のスイートルーム。ドキドキして待っていると、“トントントン” とドアを叩く音が…。大きなキャンバスを持って麻里さんの登場です。

二人の対面は、照れながらもニコニコの翔くんと、やっと会えたねという麻里さんの想いがこもったものでした。
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「翔くんから見える色は『赤』。そして龍神は、その赤から感じる優しさと強さを指先に込めて描いたのよ」

と、みんながハッとするような見事に描かれた龍神の披露です。

「私が人を想う気持ちを翔くんに渡せてよかった。翔くん、渡したよ」
「こういう機会をもらえて嬉しい」
「翔くんの手紙を読んで、すごく嬉しくて、絶対この想いを直接会って渡したかったのよ」

と、麻里さんは少し涙ぐみながら、翔くんの夢の実現を共有したことがご自身にも大きな力になったようなご様子でした。
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麻里さんから人を想う強さと優しさというバトンを受け取った翔くんが、次はランナーとしてそのバトンを渡す人となったようで、逞しく輝いていました。
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