「特殊災害対策車を見たい」

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りんとくん(12歳)
りんとくんは、生後すぐに心臓の病気が判明し、これまで3度もの手術とつらい治療を乗り越えてきました。

幼い頃から消防車が大好きなりんとくんは、山口県内や近隣の県の消防署へ出向いては限定ステッカーを集めたり、消防関係の雑誌、ミニカーなどをたくさんコレクションしたりしています。なかでも特殊災害対策車は特別で、実物を見てみたいと以前からずっと願っていたそうです。

山口から東京への長い移動時間、新幹線の中でも消防関係の本を読み、予習に余念のないりんとくん。隊員の方へ渡す手紙の準備もバッチリです。夢がかなうことへのワクワク感がかくしきれません。
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そしていよいよ夢実現の時。東京消防庁 第九消防方面本部 消防救助機動部隊に到着したりんとくんを、隊員の皆さんが温かく迎えてくださいました。

憧れのオレンジの制服に身を包んだりんとくんは、一日隊員の任命を受けて喜びがMAXに!
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消防車のことなら何でも知っているりんとくん。その知識の豊富さには、隊員の皆さんもびっくりです。

同じ山口県出身の隊員の方のエスコートで、特殊車両の見学や、土砂災害訓練や放水ロボットの操作訓練等を体験させていただきました。
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りんとくんは、その一瞬一瞬を逃すまいと、隊員の方のお話に真剣に耳を傾けます。その表情は輝き、本当に嬉しそうです。
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この夢の実現は、りんとくんにとって、明日への希望、新しい夢への懸け橋となったことでしょう。

ご協力いただいた東京消防庁 第九消防方面本部 消防救助機動部隊の皆様に、改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
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