「大間に行ってまぐろを食べたい」

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たけるくん(9歳)
たけるくんはお刺身やお寿司のまぐろが大好きな、9歳の男の子。抗がん剤治療中は生ものをがまんしていましたが、食べたいとずっと願っていたそうです。

そんなたけるくんの夢は、まぐろで有名な「”大間”のまぐろを食べること」。函館に宿泊し、津軽海峡フェリーで大間の街を訪れることになりました。

いよいよ大間への旅が始まる日。少し緊張しつつも、ワクワクした表情のたけるくん。
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東京駅から、憧れの東北新幹線「はやぶさ」に乗りこみ出発です! 車内ではさっそく「駅弁」をほおばり、ご満悦の表情。これも旅の楽しみです。
 
青函トンネルを抜けると、そこは北の大地、北海道。車窓から見える大自然に、旅への期待がふくらみます。

新函館北斗駅からは「はこだてライナー」に乗り換え、一路函館へ。宿泊先のホテルに到着後は、函館の街を楽しまれました。
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翌日は、「大間」に向かう日。快晴の空のもと、フェリーが函館港を出発。
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津軽海峡を渡り、大間港へ1時間半の船旅です。船酔いすることもなく、ゆったりとフェリーでの時間を過ごし、大間港へ到着。

大間崎へ向かい、マグロモニュメントでたくさんのポーズを決めながら記念撮影。

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まぐろへの気持ちも高まります。その後、予約していたお店へ。お待ちかねの「大間のまぐろ」を食べる時間です!

ここまで来て遠慮は無用。見た目も美しく、もちろん味も最高の「大間のまぐろ」がテーブルを埋めつくします。
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ご自分のペースで、じっくりとまぐろを味わうたけるくん。

お母様に「おいしい?」と尋ねられ、「うん」と笑顔で答えます。

たけるくんもご家族も至福の時間を楽しみ、「ごちそうさま」となりました。
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道中、何度も飛び出した、たけるくん最高の笑顔。温かなご家族に見守られ、素敵な夢の実現となりました。

後日、たけるくんは「またおいしいまぐろを食べに行くために、治療を頑張る!」とお話しされていたそうです。
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